使徒行伝 12 章(全 25 節) 1 節から 11 節まで

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使徒行伝 12 章 1 節
そのころ、ヘロデ王は教会のある者たちに圧迫の手をのばし、
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使徒行伝 12 章 2 節
ヨハネの兄弟ヤコブをつるぎで切り殺した。
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使徒行伝 12 章 3 節
そして、それがユダヤ人たちの意にかなったのを見て、さらにペテロをも捕えにかかった。それは除酵祭の時のことであった。
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使徒行伝 12 章 4 節
ヘロデはペテロを捕えて獄に投じ、四人一組の兵卒四組に引き渡して、見張りをさせておいた。過越の祭のあとで、彼を民衆の前に引き出すつもりであったのである。
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使徒行伝 12 章 5 節
こうして、ペテロは獄に入れられていた。教会では、彼のために熱心な祈が神にささげられた。
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使徒行伝 12 章 6 節
ヘロデが彼を引き出そうとしていたその夜、ペテロは二重の鎖につながれ、ふたりの兵卒の間に置かれて眠っていた。番兵たちは戸口で獄を見張っていた。
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使徒行伝 12 章 7 節
すると、突然、主の使がそばに立ち、光が獄内を照した。そして御使はペテロのわき腹をつついて起し、「早く起きあがりなさい」と言った。すると鎖が彼の両手から、はずれ落ちた。
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使徒行伝 12 章 8 節
御使が「帯をしめ、くつをはきなさい」と言ったので、彼はそのとおりにした。それから「上着を着て、ついてきなさい」と言われたので、
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使徒行伝 12 章 9 節
ペテロはついて出て行った。彼には御使のしわざが現実のこととは考えられず、ただ幻を見ているように思われた。
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使徒行伝 12 章 10 節
彼らは第一、第二の衛所を通りすぎて、町に抜ける鉄門のところに来ると、それがひとりでに開いたので、そこを出て一つの通路に進んだとたんに、御使は彼を離れ去った。
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